ご挨拶

 平素はさくらホールにご来場いただきまして誠にありがとうございます。

さくらホールはおかげ様をもちまして今年22年目に入り、これまでに沢山の演奏者様、お客様にご来場頂き、またご支援や応援、ご協力をいただきました多くの皆さまに厚く御礼を申し上げます。 

名古屋市守山区森孝の桜並木沿いで活動を続けてまいりましたが、昨年末の自宅の引っ越しに伴いまして現在のホールを今年の5月までとし、尾張旭市に移転をさせていただき心新たに活動を続けていく事となりました。

このような小さなさくらホールを気に入っていただき、地域の皆さまのみならず遠方からも足をお運び下さり、さくらホールの音の響きに触れていただけました事は喜びに堪えません。
桜並木の広がる自然の中で地域の皆さま方の温かいご協力を得て活動を続けて来られましたことに心より感謝しております。本当にありがとうございました。

昨年は私が作詞し松永悠太郎さんに作曲して頂きました「SAKURAいつまでも」のCDが完成し、地域の小学校や保育園で採用されて流したり歌って頂き大変嬉しいメッセージを頂く事が出来ました。引き続き親しんでお聴き頂けましたら大変幸せに思います。

世の中は未だ厳しい現状にあり、国籍や年齢を問わず人々の心に届く生の音楽は人々にとってとても大切なものではといつも感じております。

移転をしましても微力ではございますが「若手演奏家を支援する会」による学生さんの支援活動を行いながら生演奏のすばらしさ、音楽の感動をお届け出来るように精進して活動してまいります。
引き続き、さくらホールをどうぞよろしくお願い申し上げます。

なお、新ホールの情報につきましては詳細が決まりましたらご案内をさせて頂きますので今暫らくお待ち頂きますようにお願い申し上げます。

                                   2024年 1月 肥後智美


さくらホールのご紹介


 さくらホールは2002年、クラシック音楽を身近に触れていただきたいとの思いが実を結び、名古屋市守山区森孝の桜並木沿いに開館しました。ピアノの個人レッスンの場にとどまらず、アットホームな発表会やトークを交えたサロンコンサート、弦楽アンサンブルなど、利用者の方々に思い思いのスタイルでホールを活用していただいてまいりました。客席数50席ほどの小さな木造のホールですが、お気軽に木の温もりに包まれた空間に広がる音の調べを存分に感じて頂けたらと願い運営してまいりました。

桜並木の広がる自然の中、本番さながらの雰囲気でのピアノレッスンや、さまざまな音楽会を開いていただく機会も年々増えてまいりました。
特に、ホール前の桜の咲く頃は約300メートルに渡り素晴らしい桜並木の景観となり、その時期に合わせて行っています「さくら音楽週間」は桜の花の溢れる自然の中でプロの素晴らしい演奏者の皆さまの生演奏を身近にお楽しみ頂けるとともに、一般の音楽愛好家の皆さまや音楽を専門に学ばれている学生さん、小さなお子様からご参加頂けるコンサートも行い、地域の幅広い年齢層の皆さまにお楽しみ頂いてまいりました。

演奏動画撮影のご利用ではアットホームな雰囲気の中で専属プロカメラマンによる本格的な撮影にたくさんのお喜びのお声をいただいております。

これまで続けてこられました幸せを噛み締めつつ、若手の演奏家を目指す学生の皆さまの支援活動も行いながら、皆さまにこれからも愛されるさくらホールでありたいと願っています。

また、私は音楽を含めた芸術や文化の必要性を強く感じています。音楽は人々の心を豊かにするだけではなく、地域の活性化にもつながると信じています。

もっと身近に音楽をお聴きいただき、さくらホールを通して人々の輪が広がりさまざまなメッセージが伝えられたら・・・と念願しています。

2024 1月 さくらホール 

「若手演奏家を支援する会」につきまして

音高生、音大生、また音大をご卒業をされて演奏家を目指していらっしゃる皆さまを支援いたします。コンサートをされる際に割引制度等の特典があります。

また、学生支援企画として初めてコンサートにチャレンジされる学生さんのための「エスポワールコンサート」を行っています。コンサートづくりを1からサポートさせて頂きます。詳細はホールご利用お申込みフォームよりお気軽にお問い合わせ下さい。