ご挨拶

 平素はさくらホールにご来場いただきまして誠にありがとうございます。

昨年5月末に守山区のホールを閉館し、10月に尾張旭市に新たにオープンしお披露目コンサートを開催し活動を再スタートいたしました。
まだ不慣れなところもございますが、新さくらホールも木をふんだんに使い同じ具来の広さでアットホームな空間となっております。

2021年に私が作詞し松永悠太郎さん作曲のさくらホールテーマ曲「SAKURA~いつまでも~」は、昨年新たにピアノソロ版やピアノカルテット版に編曲され、初演して頂き沢山のご好評のお声を頂く事が出来ました。引き続き、テーマ曲としてお届けいたしますのでお聴き頂けましたら嬉しく思います。

世の中は未だ厳しい現状にあり、国籍や年齢を問わず人々の心に届く生の音楽は人々にとってとても大切なもので不思議な力を持っているといつも感じております。
新ホールでも幅広い年齢の方にクラッシック音楽などの生演奏のすばらしさ、感動をお届けしお楽しみ頂けるように取り組んでまいります。一人でも多くの方にさくらホールにご来場いただき、様々な音の調べをお聴き頂ければ幸いです。

また、「若手演奏家を支援する会」による学生さんの支援活動を行い、将来音楽家を目指して努力されていらっしゃる皆様のご成長の場となりますよう、引き続きお手伝いをさせて頂きたく思います。
これまで関わらせて頂きました皆さまのご活躍の便りを時折大変嬉しく思っております。

今年23年目となるさくらホールですが、これまで沢山の温かいご支援や応援、ご協力をいただき活動を続けてくることができました。心より感謝御礼を申し上げます。
2025年も引き続きさくらホールをどうぞよろしくお願い申し上げます。

                                   2025年 1月 肥後智美


さくらホールのご紹介


 さくらホールは2002年、クラシック音楽を身近に触れていただきたいとの思いが実を結び、名古屋市守山区の桜並木沿いに開館しました。ピアノの個人レッスンの場にとどまらず、アットホームな発表会やトークを交えたサロンコンサート、弦楽アンサンブルなど利用者の方々に思い思いのスタイルでホールを活用していただいてまいりました。お気軽に木の温もりに包まれた空間に広がる音の調べを存分に感じて頂けたらと願って運営してまいりました。

旧ホールではメインイベントとしまして、桜の咲く時期に「さくら音楽週間」を行い、プロの素晴らしい演奏者の皆さまの生演奏を身近にお楽しみ頂き、一般の音楽愛好家の皆さまや音楽を専門に学ばれている学生さん、小さなお子様からご参加頂けるコンサートなど行い、地域の幅広い年齢層の皆さま、また遠方からも足をお運びいただいておりました。新ホールでも新たなタイトルで開催させて頂きますのでどうぞお楽しみになさって下さい。

演奏動画撮影のご利用ではアットホームな雰囲気の中で専属プロカメラマンによる本格的な撮影に沢山のお喜びのお声をいただいております。引き続き水野秀彦カメラマンにより行ってまいります。

旧さくらホールでの経験を生かして若手の演奏家を目指す学生の皆さまの支援活動も行いながら、新ホールも皆様に愛されるさくらホールでありたいと願っています。

また、私は音楽を含めた芸術や文化の必要性を強く感じています。音楽は人々の心を豊かにするだけではなく、地域の活性化にもつながると信じています。新しい地域の皆さまにも是非足をお運び頂けましたら嬉しく思います。

もっと身近にクラッシック音楽をお聴きいただき、さくらホールを通して人々の輪が広がりさまざまなメッセージが伝えられたら・・・と念願しています。

2025 1月 さくらホール 

「若手演奏家を支援する会」につきまして

音高生、音大生、また音大をご卒業をされて演奏家を目指していらっしゃる皆さまを支援いたします。コンサートをされる際に割引制度等の特典があります。

また、学生支援企画として初めてコンサートにチャレンジされる学生さんのための「エスポワールコンサート」を行っています。コンサートづくりを1からサポートさせて頂きます。詳細はホールご利用お申込みフォームよりお気軽にお問い合わせ下さい。